この世には星の数ほどイラストが存在します。描く人によってタッチや表現方法が様々で、色々な人が虜にされています。かく言う私もその一人です。
ネットが普及した現代は、暇さえあれば色々なイラストが見られ、私はとても幸せです。
もちろん、画集やイラストブックなどの紙媒体で見るイラストも最高です。
イラストを眺めていた時、ふとこの素敵なイラストはどんな人が、どんな思い込めて描いているのか、なぜイラストを描こうと思ったのだろうか、そんな興味が湧きました。
考え始めたら止まらなくなったので、この機会に考えてみることにしました。
どうしてイラストを描くの?
歴史を遡れば、縄文時代には既に最古の絵が存在していたそうです。
ですが、私は現代に生きているのでブログやSNSの投稿を参考に、「どうしてイラストを描いているのか」、「どうしてイラストを描こうと思ったのか」、色々な方の考えを見ていきます!
- イラストを描くことが好きだから、楽しいから
- 描きたいから描く、気付いたら描いていた
- 自分と向き合うため(セルフヒーリング)
- 絵を通して褒められたいため
- 推しを自給自足するため、布教するため
- 自分の世界を表現するため、自分が見たいものは自分にしか描けないため
- 仕事だから、仕事に役立つから
- 今の世界を記録するため
などなど、さまざまな意見がありました。
個人的にはどれも納得できて共感できると同時に、そういえば自分が初めてイラストを描いた理由は「描きたいから描いた」だったなと。
描き始めてすぐの頃は突発的に描くことが多く、プリントの裏に落書きばかりしていました。
しかし、あるコンテンツとの出会いをきっかけに、一枚絵や漫画はたまた同人誌など、真剣にイラストを描くようになりました。その時の理由が「推しを自給自足するため」でした。
では、今はどうなのでしょう?
どうしてイラストを描きたいの?
昔と今では当たり前ですが考えは変わります。
では、今はどうしてイラストを描きたいと思うのか。
考えてみればすぐに結論は出ました。それがこちらです。
1つに絞り込みたかったのですが、2つになってしまいました。
けど、それぞれに意味があるので無理して絞り込まなくてもいいかもしれないです。
①イラストが大好きで自分でも描きたいと思ったから
イラストを見ていると自然と心が落ち着きます。
うつくしいイラストでも、好きなキャラクターのイラストでも、それは同じで、「綺麗だな」とか「うつくしいな」と思うたびに、自分でも描いてみたいなぁ、とぼんやり思うのです。
小学生の時の好きな授業は図工だったくらい元来ものづくりが好きな性格なので、きっとそれも影響しているのかなと思います。
②自分の好きなものや自分の創造する世界を表現したいから
考えてみれば、描きたいイラストのジャンルは好きなイラストのジャンルと同じです。
ゴスロリ系の衣装を着た女の子の耽美でうつくしいイラスト、好きなキャラクターの可愛い・かっこいい・うつくしいイラスト、幻想的な世界観のイラスト、ぞっとするほどのうつくしさを孕んでいるイラスト……、まだまだある気もしますが、思いつくだけ形容してみるとこんなイラストが描きたいのだなと思いました。
俯瞰してみれば、自分の好きなものを自分の手でも表現したい、この一言に尽きるのかもしれません。
もしかしたら、初めてイラストを描いた時も同じ思いだったのかも……?
今となっては答えは分かりませんが。
一言にまとめられそうですが、紐解いた文章にも意義があるので私がイラストを描く理由は2つにします。
興味は無限!しかし、時間は有限……
イラストを描く理由、そして描きたいイラストがはっきり見えること、実は大事なことではないかと考えています。
冒頭でも書いた通り、この世には星の数ほどイラストが存在します。
線の描き方から色の塗り方、配色、描く対象などイラストを構成する要素は無限と言えるほど存在します。
つまり、すべてのイラストを極めることは実質不可能です。
私は欲張りな性格なので、何でもできる、何でもやってみたい、と考えてしまいがちです。
更にはイラストだけでなく、音楽やプログラミングなど他の分野にも手を出したいです。
しかし、想像上では可能だとしても、実行に移して納得のできるレベルにまで成熟させるには人生の時間はとてもとても短いです。
寄り道をすることが悪いこととは言いません。私も寄り道は大好きです。
だからこそ、「何に本気をかけたいのか」を明確にして、目的地を見失わないようにすることが大事だと感じました。
私のような人は特に。
後語り
自分を見つめなおすいい機会になったので、もし何か迷っていたり、なんだか前向きになれないなどがあったら、どうしてイラストを描いているのか、初心に戻って考えてみるのもありだなと思いました。
今回参考にしたTwitterの「#絵を描く理由はなんですか見た人も答えるんだ」といったハッシュタグもあるので、眺めてみると新しい発見があるかもしれません。
イラストの目的ははっきりしたもののやっぱり他のこともやってみたい気持ちはあるので、その時はブログに掲載しようかなと思っています。
それでは今日はこの辺で。
瀬川燐音